「意志の力!? なんと馬鹿なことを言うのか。…何かの仕事をすると自分で決めたなら、それがどんなにつまらないことであろうと、最後までそれをやり遂げる。それ以外にどうすれば大事をなせるという自信を持つことができるかね。」
「バビロンの大富豪」書籍版p-45アルカドの言葉より
こんにちは、あさまです
今回は僕が「継続するために大事」だと教えられたことを「バビロンの大富豪」という本から読み取っていきます
正直この本は「お金持ちになって豊かになる」方法についてものすごくわかりやすく書かれている本なので、他にも学びになることはたくさんあります
特に「稼いだものは、すべてその一部を自分のものとして取っておく」
というフレーズは聞いたことがある人が多いかもしれません
今回は、その中でも「僕が」刺さった先程の引用のフレーズについて解説します
バビロンの大富豪posted with ヨメレバジョージ・S.クレイソン/大島豊 グスコー出版 2021年05月 楽天ブックスで調べる 楽天koboで調べる Amazonで調べる Kindleで調べる
本題
実は僕も意志が強い人が「大事を為せる」と思っている人でした
子供の頃から、やりたくないことはあるもので、宿題などは提出日のギリギリで手をつけ始めたり、やらなかったりしたものです。
それを真面目にやる「他の子達」はどれだけ意思が強いのか、僕はきっと意思が弱い人間に違いない。
だからきっと僕は「大きな人間」にはなれないだろうな。
そう思っていました
それを証明するかのように新しい計画を立てて取り組むのは苦手で、予定外の事態が起こって計画が進まなくなっては、すぐに諦めたり、放置したり
再開しても思う通りに進んでいない事に耐えられなくなり、やっぱり諦める
こんな経験ばかりで、「継続して何かに取り組む」なんて自分には出来ないことだな
等と考えていたものです
大富豪アルカドにお金の稼ぎ方を聞きに行った、アルカドの友人たちの一人にも、僕と同じように考える人がいたようで
「…やり続けられたのは、意思が強い証拠だよ。その点でおぬしは普通のひとではないだろう」
「バビロンの大富豪」書籍版p-44アルカドの友人の言葉より
と、アルカドに投げかけました
それに対するアルカドの返答が最初の引用です
「意志の力!? なんと馬鹿なことを言うのか。…意思の力があるとすれば、それは自分に課した仕事をなんとしてもやりとげるのだという断固たる決意でしかないのだよ。
「バビロンの大富豪」書籍版p-45アルカドの言葉より
何かの仕事をすると自分で決めたなら、それがどんなにつまらないことであろうと、最後までそれをやり遂げる。それ以外にどうすれば大事をなせるという自信を持つことができるかね。」
そしてアルカドはこう続けます
「例えば自分で『百日の間、街へ入る橋を渡るとき、道路から小石を一つ拾って川の中に投げ入れることにしよう』と決めたとすれば、そのとおりにするのだよ。
「バビロンの大富豪」書籍版p-45アルカドの言葉より
七日めにその事を忘れて橋を通り過ぎてしまったとすれば、『明日石を二つ投げ入れれば同じことだ』とはしないのだ。その代わり、戻って石を投げる。
二十日めになって『アルカド、こんなことはなんの役にも立たんぞ。毎日小石を一個投げて、それでなんになるのだ。一掴み投げてしまってそれで終わりにしよう』と考えることもしない。
そんなことは考えもしないし、実行することもない。一つの仕事を決めたら、最後までそれを行なうのだ。」
いやもう見事に「自分がいつも挫折するところだなぁ…」と思いましたね
- 明日取り戻せばいい
- こんなこと続けても意味がない
そうやっていつも投げっぱなしてしまう自分を見事に言い当てられた
そう感じました
そして最後にアルカドはこう言います。
「今の私は途中であきらめたり、到達が難しいことや実際にできないことを始めないように気をつけているよ。なにせ私は、怠けるのが大好きだからね」
「バビロンの大富豪」書籍版p-45アルカドの言葉より
あぁ…あぁそうなのか。
僕は最初から計画を立てる段階で今の自分にとって到達不可能な夢物語から入っている
「課題をこなすための計画」に意識が行きすぎて、「『僕が』どう課題に取り組むか」に対して全く計画的でなかった
そんな計画しか立ててこなかった自分だったんだな
またそこに意志の力は関係ない
ただ「課題を淡々とこなす計画にそって実行する」で良かったんだ
と理解することもできました
「これ無理じゃね?」と自分で考えてしまうような計画を立てても意味がない
『自分に課した仕事をなんとしてもやり遂げるという断固たる決意』
これを持って自分の行く道を決めることが大切なんだ
更にもう一つ
僕が思う「器の大きい人」なんて存在しない
「お金持ちだって怠け者」であり「僕らと同じ人間」だって事です
どこかで僕は「お金持ちや有名人等はどこか次元の違う存在」
何かが普通よりも超越していなければなれないものだと思っていました
それは自分への言い訳であり、自分にできないことをできる人達への嫉妬や差別だったのだ
と認識することができました
まとめ
まとめるとこうなります
- 計画性の無い計画を最初に立ててしまう自分
- 計画を実行できるのは意志の力だと思いこんでいた自分
- できるやつは「自分とは違う人種」だと思う偏見
を僕はこの本から学ぶことができました
もし皆さんも記事を読んで僕と同じような偏見を持っていると感じたのなら、是非この本を読んでみてください
きっと今よりも豊かになれる知識を得られると思います
引用の通り、読み物形式なので頭に入りやすくオススメです(^^)
今回のアウトプットは以上になりますっ
それではまた~(^^)ノシ
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